僕にできること

　土曜日は終日テレビやインターネットから流れてくる情報をみつめていました。
　今僕にできることは、この日本で起こっていることをしっかりと目に焼き付け、この後自分にできることをみつけること。
　家を失い家族を失ったうえ食糧や電気や燃料も満足になく体を震わせて避難生活を行っている多くの人々がいる。まだがれきの下で助けを待っている人もいるかもしれない。今まさに自分の国でそれがおこっている。僕にもできることがあるのかもしれない。とてもじゃないが遊ぶ気分にはなれず。

　原発の事故。今もまだ予断を許さない状況。僕らにだって責任はある。原子力を使ってまで作りださなければならないような電力を消費しているということ。

　ひとまず僕にできること。被災者への現金の支援。自分が洪水の被害にあったときみんなから頂いたお見舞金は生活を立て直していくために本当にありがたかった。僕が送れる金額なんて微々たる助けにしかならないかもしれないが少しでも力になりたい。

　自分にできることを探している人も多いと思う。アウトドアメーカーがこんな取り組みをしています。

スノーピーク
http://www.snowpeak.co.jp/info/2011shien.html
http://fxmeotobune.blog120.fc2.com/blog-entry-347.html

モンベル
http://about.montbell.jp/release/disp.php?site_category_id=15&infomation_id=145

こんなに明るいニュースだってある。『懐中電灯の光に導かれ　希望の産声、病棟に響く』
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110313t13013.htm

自分にできることを一生懸命やっている人もいる。
http://twitpic.com/photos/inouetake

　腹がたつこと。マスコミの政府などへの"たられば"な非難。今は足りないところを補い合って助け合う時だろう。
　それとマスコミのヘリでの取材。政府や関係機関がヘリでの取材は控えるように何度も言っているじゃないか。現状を伝える事は必要、自分だって何が起こっているかは見たい。だけど、被災者救済の邪魔をしてまでみたいとは思わない。それじゃただの野次馬じゃないか。
　ヘリでの取材への非難、もっとたくさんの人の声が集まればマスコミだってやめるかも。まだ遅くない。

3/13 追記　13:14
　被災者の立場になって本当に必要とされていること。見極めるのがなかな難しい。
　募金詐欺なんていうのも実際にあるらしく、未だに『有害物質を含んだ雨が降る.』などのデマと思われる情報を含んだいろんなチェーンメールがまわっていたりもするので下記に現時点で自分の判断。もし参考になるならば。

■今すぐやって確実に役に立てる事。
・信頼できる機関を通しての募金。http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
・関東地方(50hz）地区にお住まいの方の節電。

-以下転載-
　北海道から九州までの電力系統は、全て送電線で繋がっています。このシステムでは西日本60Hzと東日本50Hzの周波数を変換する必要があり、変電所は新信濃、佐久間、東清水の3箇所でその能力100万kw分を既に供給中です。
-転載終了-

　ただ、節電自体はいい事だと思うので60hz地域でもしなくて良いということではないと思う。

■しない方が良いと思われる事。
・個人での物資の送付
・個人でボランティアに向かう事
・不確かな情報の流布 （ツイッターでの非公式RT、真偽が不確かなメールの転送）

-以下転載-
　被災地が心配で高速を使わずにでも自動車で行くと言う人が周りに居たら絶対に止めてください。阪神大震災の時にはそれで渋滞が起き救援活動や救援物資の配達に支障が出ました。数少ない動いているインフラを止めないで二次被害の可能性もあります。震災を経験して東北に家族の居る身からのお願いです
-転載終了-

-以下転載-
　災害が起きると全国から様々な支援物資が送られてきますが、物資が原因の新たな災害が引き起こされる危険性があることはあまり知られていません。 中越地震では物資が無節操に届き過ぎることで、被災者が毎日徹夜で仕分け作業を行わなければならなくなったり、日が経って腐ってしまった生ものを報道陣に隠れて処分しなければなりませんでした。
-転載終了-

追記3/13 16：30
-以下関西電力webより転載-
○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社協力しながら融通可能な範囲で最大限の電気の融通を行っております。［注］
○なお、今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく、当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。
　［注］東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
　　　　東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
　　　　の容量は上限が決まっております。
-転載終了-
 

■控えている事
・被災地方への電話
・ツイッターでの不要なツイート（本当に必要な情報が埋もれないように）
・献血

　献血も、ちょっと待って関係機関からの呼びかけがあった時の方が良いようです。阪神大震災の時は、震災発生から一カ月後の頃に血液が不足したそうです。

-以下転載-
　赤十字血液センター
1.今すぐ必要となる分の備蓄はあります。
2.今後不足が予想される時は、報道機関を通じて協力の呼びかけをします。
3.献血間隔は通常で３ヶ月、成分献血で２週間。
-転載終了-