被災地で

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 今回の被災地訪問で実感したのは、遠く離れているせいもあって現地の状況を知るためには積極的に情報を仕入れないといけないということ。被災地のこと気にしてはいたけど、正直、強く思っていたとは言えなかったのかもしれない。今回、たった二日間だったけど現地の状況を自分の目で見ることができ気持ちを新たにできました。

 まずはずっと忘れないで気にしていることが大事なんだと再認識。そしてこの先復興を遂げるまで長い間それをしていかないといけない。

 被災地には土日の2日間滞在。
 土曜日は、ボランティアセンターの清掃。直接被災者の方のお役にたてる仕事ではないけれど、何ヶ月も現地に滞在してボランティア活動を行っている方のお手伝いができ、また現在の状況など色々な話が聞けてよかった。

 ボランティアセンターは内陸部にあるため、清掃終了後の土曜午後に昨年5月以来久しぶりに被害の大きかった地域に立った。復興の様子を自分の目で見れる事楽しみにしていたのだけど、正直あまりかわっていない光景を目の当たりにして少しショックだった。一見がれきは片付いたように見えるけど、一カ所に集められているだけ。更地のように見えても建物の基礎が残っている。骨組みだけになった鉄骨の建物はも・・。jpg

 だけど、やっぱり被災地は復興に向けて一歩づつ確実に進んでいます。
 沿岸道路を南に車を走らせ、昨年の5月に清掃のボランティアをした歌津伊里前の街に入った時、『伊里前福幸商店街』と書かれたたくさんののぼりが目に入った。街全体が建物の基礎だけになってしまった更地にたくさんののぼりがはためき、一瞬何の事か訳がわからなかった。だけどそのだだっ広い更地の奥(下の写真で左手)てにプレハブで作られた店舗が並ぶのを見て胸にぐっとくるものがありました。復興に向けて頑張っている人たちがいることを実感できた。微力ではあるけど、ここでいくらかお土産を購入。20120318isatomae.jpg

 土曜の夜には南三陸町のホテル観洋で行われたボランティア交流会。被災者の方も参加されていた。
 お話の中で『被災地は必ず復興します。』という言葉が。被災者の方から自分の耳で直接この言葉が聞けた時は思わず目頭が熱くなりました。今回の中で一番印象に残っています。
 このホテルは、高い岸壁の上にあるため被災時に建物の損壊などはなかった様子。被災時にはおおくの避難者を受け入れたそうです。
 被災地を訪れ、観光などでお金を使う事は復興の支援になると思います。ご旅行の予定を立てることがあればぜひ被災地の訪問を検討してみてください。3月末までは高速道路も東北地方は無料だし南三陸は海産物本当においしいですよ。

 日曜日には、仮設住宅に住む子供の学習支援。仮設住宅に儲けられた『談話室』へ宿題などを持ってくる子供の勉強を見るボランティア。僕が参加しているボランティア団体では、現在ではがれき処理などの現場仕事ではなく、学習支援などのボランティアが多いようだ。ただ、暖かくなれば農業や漁業の復興を支援をする活動が始まるそうです。後片付けもまだまだあるけれど、自ら立ち上がって前へ進んで行く本当の復興はこれからなんだなという気がします。

 これからもずっと忘れないで、ずっとつながって、僕にできること続けていきたい。

ふんばろう東日本プロジェクト


 

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