夏の終わり、大学では部活に明け暮れていたたっちゃんです
あの出会いはちょうど悩みを抱えている時期、どれだけ頑張ってもうまくいかない日々が続いたある日、それは僕からの一目ぼれでした
限界を感じ、新学期が始まる前になんとか現状を打破したい、その強い思いが決心に変わり僕の背中をポンと押したわけです
初めて手で握ったとき、艶やかな感触とぬくもりが伝わってきたのを覚えています
以前は妥協なしではいられないものでしたが、こいつは初めての共同作業のときから、まだ慣れてない僕をリードするかのように引っ張ってくれました
その小さなボディーは僕にとってジャストサイズであり、熱しやすく冷めにくいことからレパートリーが広がったっけ
ときには忙しさから、距離をとってしまったこともあったけど、やっぱりこいつは僕にとって特別な存在です生活の一部として朝昼晩と僕を支えてくれます
いままではちょっとした油断から傷つけてしまうこともあったけど、こいつは絶対傷つけない 常に木のぬくもりで接します
だからこれからもよろしくなフライパン