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バックカントリー初心者奮闘記 其の十 2/16 大日ヶ岳

 2月16日、 Bっち、Yさん、Aさん、自分の4人で大日ヶ岳。超グッドコンディションで幸せな一日でした。

 思い返してみて、今回は特に失敗なしっ!と思ったら・・・、そんなに大きな失敗ではないですがやっぱりひとつありました。歩くとき楽なようにブーツを緩めに履いておいて、滑る前に締め直すのを忘れてしまいましたbearing

 あまりにも天気が良くてハイクだけで十分満足だったので滑る時に気が回らず。。一本滑り終わってから気がつきました。何しに山登ったんだか・・。

16yoshida.jpg Aさんは初めてのバックカントリー。女性なのでハイクはやっぱりしんどかったみたいですが、こんないい天気に良質のパウダー滑ったらハイクのこと忘れちゃいますよねー。
 今回は北斜面を一回すべって登り返し、そのあとカマス谷を滑って高鷲スノーパークに合流して終了でした。楽しかった―!!

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バックカントリー初心者奮闘記 其の八 2/2輝山

_19.jpg 2月2日、朝6時半に安房トンネル集合。メンバーは、お師匠さんのWJさん、初対面のIさん、そしてKさん。
 トイレを済ませて平湯トンネル付近へ移動して駐車。準備して歩き始めはたのが7時半。積雪で車が通れなくなった林道を歩きます。

 失敗その①
 失敗その①はスタートしてすぐ。。ハイクの時のグローブはいつもは軍手。スタート地点の温度表示が-14度、体感的にも結構寒かったのでフリースのインナーグローブにしました。でも甘かったっす。歩き始めてすぐに手が痛くて痛くて。でもみんな快調に歩いているのでお待たせするのが心苦しく我慢。結構つらかったけどしばらく我慢していたらだんだん気温があがりなんとかなりました。

 失敗その②
 ハイクは快調にすすみ1時間半ほど過ぎた頃。自分も調子がよかったので、調子にのって先頭を歩いていたらカメラ紛失(x x)

lostcamera.jpg 歩いていて気温が上がって厚くなってきたのでジャケットを脱ぐことに。 → バックパックをおろし、、 → ジャケットを脱ぐ前にポケットからカメラを出す。。 → そのカメラを降ろしたバックパックの上に置く、、 → ジャケットをバックパックの中にしまい、、 → 準備が整って勢いよくバックパックをかつぐ、、 → 2、3歩すすむ。 → ハッ!!! カメラっ!

 慌ててバックパックを降ろしたがそのままバックパックにのっかっているはずはなく、辺りを見渡しても見当たらない(T T) だけど、2、3歩しかすすんでないので必ずこの辺にあるはず。どっかに埋もれたみたいでみつからねー。後続のみんながおいついてきて一緒に探してくれたけどみつかりません。さんざん探して『あきらめます。もう行きましょう』と言ったものの足が動かず最後の悪あがき。。。
 見つかった!!!! 良かったです。 前回の白弓で友達がカメラに長めのストラップつけて首からぶらさげて内ポケットに入れているのをみて、『これなら落としてなくさないなー自分もやろ』と思ったにもかかわらず実行にうつしてなかったのが仇となりました。すぐやらねば。

 2時間半ほどハイクして、目の前にあらわれたのが、バーン!すげー斜面。歩いてきた尾根の左側、南西の斜面。今日はこれを滑ろうかとのこと。滑れんのか自分??ただ、ひとまずは尾根の右側、南東の斜面を一本すべってからのぼりかえしてさらに南西斜面の上までハイクして2本目のドロップとのことになりました。いやー、南側の斜面なのに雪が降った後だったせいか雪質もよくすげー気持ちよかったです。

 

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バックカントリー初心者奮闘記 其の七 白弓1/21

21sirayumi_yoshida.jpg 岐阜県の御前岳前衛へ行ってきました!白弓スキー場トップからのハイクということで、リフトのスタートする8時半に合わせて出発。荘川ICから約30分とアクセスが良いです。スキー場に到着すると、平日ということもあって駐車場にはほとんど車無っ!!停めてある車はおそらくほとんどが従業員の方の車と思われます。
 到着してからリフトが動くまでまだ時間があったため、一緒に行ったメンバーが、
『ビーコントレーニングsign01
 といってビーコンを埋めました。僕も含めた後の二人で、ビーコンのスイッチ入れて探します。そこにやってきたのはなんと圧雪車!!! がーーーっ!!!っと音を響かせて走り去って行きました。あせるビーコンの持ち主(埋めた人)sweat01

教訓その① ゲレンデなどでビーコンを埋めてビーコントレーニングをするときは圧雪車がこないような場所に埋めましょうflair

 幸い、圧雪車はビーコンを埋めたところを通っておらず一安心。これで埋めた場所が少し限定されて探すのが楽にってホントはそれじゃダメですよね。。もう一人がもっていたのがMAMMUTのパルスバリボックス(クリックするとオンラインストアが別画面で開きます。)デジタル3本アンテナ!探すの早いっ!!!さすが高いだけあります。でも大切な仲間の命を助ける事ができるなら高い買い物ではないと言えるんでしょうね。トレーニングによって補われるスキルももちろん大切だと思いますが、機器の性能によって補われるリスク管理も積極的に取り入れなければなりませんね。高いけど、そういった場面に遭遇して後悔することだけはしたくないですねーthink
 業界の中では命に関わるものだから割引して売る必要はないという考え方もあるそうですが、ユーザーの立場からするとそういうものだからこそ手に入れやすい価格にして欲しいという感じもしますね。アウトドアギア.jpでは、安全に楽しむためのモノだからこそできる範囲で割引をしてできる限り多くの人によりリスクを抑えたうえでバックカントリーを楽しんでもらいたいという思いでがんばって割引してます。

21sirayumi_yoshi.jpg さてさて、リフトが動きます。ゲレンデは人っ子一人いない!貸切up

 この白弓スキー場のポイントは、、リフトの一番上からさらに上が旧ゲレンデ。つまり、圧雪されていない広ーいバーンがリフト降りたところよりすぐ上に広がっているのです。しかも、降雪後、ノートラック!!
 リフトから降りて、ハイクスタート。雪が深い。なかなか苦戦します。45分ほどのハイクで旧ゲレンデのトップへ。そこからさらに樹林帯へ入りハイクをすすめます。雪が深くてハイクがきつい!傾斜もきつくなってきてかなり苦戦しました。そして、1時間半ほど行ってそれより上を断念。。後日わかった事なのですが、ハイクのルートが良くなかったようです。ぐるっと大回りして尾根にとりつくルートが良いようです。きちんと地図が読めるとそういったことがさっとわかるようになるんでしょうね。地図の読み方を勉強しなくてはですeyeglass

 そして、ハイクを断念したところからドロップイン!適度に間隔の空いた樹林帯は木にぶつかりそうでツリーランが苦手な僕にとってはとても良い練習になりました。そして樹林帯を抜けると旧ゲレンデ!こちらも適度な斜度はありまうが、たっぷりと新雪がつもり僕にとってちょうど良いぐらいにスピードが落ちます。さいこー!今まではなんとなくパウダー気持ちいいなーと思って滑ってましたが、ここではパウダーを滑る気持ちよさがもっとわかった気がしますgood上手になるともっと気持ちいいんでしょうねー。

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バックカントリー初心者奮闘記 其の六 大日岳1/14

0114dainichi.jpg  またもや大日ヶ岳へ。一番近く、そして高鷲スノーパークのゴンドラを利用してゲレンデトップから登れるというアクセスの良さからホームになりそうな気配です。 しかし!この日は大雪。時によって視界がぐっと狭くなる事もあり、いつでも撤退できるように考えながら行動でした。結果的には一本滑ることができました。これまでこんな天気での活動がなかったのでちょっと緊張しましたが、いい経験になったと思います!ウェアのチョイスに失敗して結構寒かったです。こういった厳しい条件の時にはやはり、バックカントリー用にデザインされた高性能なウェアに助けられるということもありそうです。うーん、ウェアについても本格的に考えて揃えていった方が良いのかな。0114dainichistorm.jpg

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バックカントリー初心者奮闘記 其の五 大日岳

 地元の友人ばばっちと、スピリットスタッフのぶっちゃんとで岐阜の大日岳行ってきましたsnowboard
 天気も雪質も良く、ハイクも滑りも最高に気持ち良かったです。雪が深くてハイクは大変だったけど、野伏のしんどかったハイクでちょっと鍛えられたかも。自然の中で体を動かすってホント気持ちよくて大好きっすhappy01
 滑る方はまだまだへたっぴ、特にツリーランが苦手です。この日も何回か埋もれましたー。うまくなるにはとりあえず数かなと思ってゲレンデも通ってます。たまにレッスンも受けてますthunderbaba_mabu.jpg

 

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バックカントリー初心者奮闘記 其の四 野伏ヶ岳1/3②

0103nobuse2.jpg スタートしてから約2時間のゆるやかな登りと平地でのハイクで牧場に到着、今回の目的地野伏ヶ岳が目の前にあらわれました。テンションがあがります。この頃にはハイドレーションの凍結も解消されて、こまめに水分をとって快調にハイク。さらに一時間ほど歩いていよいよ野伏にとりつきます。ここからが急な登り。ぜぇぜぇ言いながら前のスキーヤーについていきます。しんどー。4時間半のハイクを終えてピークに到着!!
 しんどい思いをしたからこそ、山頂での達成感はなんとも言えないっす。そしていよいよドロップイン!みんな急な斜面をかっちょいく滑って行きます。いくらか滑ると、自分ではなかったのですがトラブル発生!一人のスキーヤーの板が凍って雪がついてしまい全然滑れないとのこと。はがしてもちょっと滑るとまた雪が着くの繰り返し。ポールを使って雪をそぎ取っているとポールがポキリ・・・。悲惨です。なんとか先行していたスキーヤーの所まで滑ると、そのベテランスキーヤーやちゃんとスクレーパーという雪をとる道具とワックスを携帯していました。ワックス塗ると雪がつかないんですね。
0103nobuse_h.jpg 教訓!バックカントリーに行くときは事前にちゃんとワックスを塗っていこう!そしてできればスクレイパーとワックスも持っていく。
なるほどねー。勉強になりました!
 さて、その後しばらく滑ったらスノーシューに履き換えてしばらく歩き、林道に合流したらまた板を履いてすべります。林道ではところどころある斜面のゆるいところでポールを使って地面を押しながら滑る。スノーボードでポール使って滑るってなんか面白いっすね。そして車のところまで全員無事に戻れました!楽しかったーーー!!!

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バックカントリー初心者奮闘記 其の三 野伏ヶ岳1/3①

 2010/11シーズンの一発目は1月3日の野伏ヶ岳!岐阜県と福井県の県境にあります。お師匠さんのホワイトジャンキーさんに誘っていただきました。集合場所は岐阜県郡上市白鳥町石徹白の白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)。メンバーは全員で5人、うちスキーが3名、ボードが2名。

03nobusetop.jpg この野伏ヶ岳、事前に聞かされていたハイクアップの時間が4~5時間。・・・。過去3回のバックカントリー経験で最長で2時間。大丈夫か自分?

 積雪は結構ありました。ぐずぐず歩いて同行者をお待たせしては大変に心苦しく、(そして、次回誘ってもらえなくなると嫌なので)必死についていきました。スキーの3人が先頭で歩いてくれます。天気は上々でとても気持ちが良いのですが、その分汗もたくさんかきます。歩きだしてすぐに気がついた失敗は、バックパックに搭載されているハイドレーションのチューブ内の水が凍っているcrying せっかくのハイドレーションシステムもだいなし。水分の補給ができません!ハイドレーションシステムは冬用なので保温剤が巻いてあります。にもかかわらず凍ってしまいました。これは僕がチューブをショルダーベルトのスリーブにしまっていなかったため。凍結に気がついてからスリーブに収納してしばらく歩くとすぐに溶けて水が飲めるようになっていました。一安心。

platypus.jpg教訓其の一 ハイドレーションパックは十分な凍結対策をしましょう!
①保温材の使用!おそらくどのメーカーのハイドレーションシステムもチューブに巻きつける冬用の保温材があると思うので装着しておきましょう。
②チューブをスリーブに収納!チューブを収納するスリーブがついたバックパックならなるべくその中にチューブを収納しておきましょう。
③水を飲み終わったらチューブに息を吹き込みチューブ内の水をタンクに戻しましょう。
ちなみ③はつい最近知りました。なるほどねーって感じっす。

凍結の対策さえしてあれば、ハイドレーションシステムは非常に有効!だと思います。人間はのどが渇いたと感じた時点で既に軽い脱水症状になっているそうです。脱水症状にならず、快適にアウトドアを楽しむためにはこまめな水分補給が大事なんだそうです。僕はバックカントリーに限らず、トレッキングなどの際にもハイドレーションシステム活用しており、今や手放せないという感じです。
 加えて、バックカントリー初心者の僕は何かと手間取り同行者を待たせてしまいがち。特に水分補給のためにいちいち休憩をとってかばんを降ろし、ボトルを取り出して水を飲むのはとても面倒。同行者を待たせてしまう事を考えると、水分補給もままなりません。だけどハイドレーションシステムがあればそんな問題は一発で解消でっす。最近はハイドレーションシステム対応になっているバックパックも非常に多いです。みなさんもぜひお試しください。(写真をクリックするとオンラインストアの商品画面が別画面で開きます。)

其の四に続くhappy01

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バックカントリー初心者奮戦記 其の二 所持品

backcountrygear.jpg 下記がバックカントリースノーボーディングに必要と思われる一般的な物。

 ウェア上下、板、グローブ、ゴーグル、ビーニー、スノーシュー、ポール、バックパック、ビーコン、ゾンデ/プローブ、スコップ、コンパス、地図、ツェルト、ストーブ、ヘッドライト、カラビナ、ザイルなどなど。

◆2011年1月時点での初心者である僕の所持品と初心者なりの感想。
one1.ウェア上下、グローブ、ゴーグル、ビーニー・・・・全て一般的なスノーボード用。
 自然の山へ入るとゲレンデより環境が厳しい事もあり、より安全にそしてより快適にバックカントリーを楽しむためにはやはりバックカントリーに適したウェアが必要なのかなと思いますが、今のところ一般的なスノーボード用のウェアで困るという事はほとんどありません。。
 登るときは結構暑くて汗をかくので、トレッキングなど普段のアウトドアアクティビティーの際にも使っていて汗をかいても体が冷えにくい、ファイントラックのインナーを使っています。高性能なのを実感できます。非常に快適です。

two2.板・・・BURTON SUPER MODEL
 スノーボード復活の際に購入(2008/09)。パウダーもゲレンデも使える板だそうですが、主にゲレンデで使用していました。バックカントリーに連れて行ってくれる周りの人はパウダー専用の板を使っている人が多いですが、僕はこの板気に入ってます。バックカントリーに行くときは、バインディングの位置を普段ゲレンデで滑っているときより後ろにつけかえてます。

three3.スノーシュー・・・MSR ライトニングアセント(2009/10モデル)※写真右上
lightning.jpg これは、バックカントリーをやるために買いました。ハイキング用(平地用)のスノーシューでバックカントリーに行った事も数回ありますが、このMSRのライトニングアセントはそれらのハイキング用に比べると断然快適にハイクアップできます。登りでもしっかりとグリップしてすべりにくく、軽くて歩きやすいためハイクアップの疲労度が全然違います。これから買う人は安いからと言ってハイキング用を買うと結構大変だと僕は思います。
 2010/2011モデルのライトニングアセント(写真右)は浮力を増す事ができるフローテーションを後付けすることができ、より深い雪の時に威力を発揮しそうです。
 僕の周りでは、僕と同じ MSR ライトニングアセントか、MSR  EVOアセント、あるいはATLAS BC24を使っている人が多いです。どれも、バインディングの部分がペタンと平たくなってバックパックに縛り付けやすいタイプです。

four4.ストック・・・ATLAS2ピースポール(写真なし)
 2段伸縮式。スノーシューハイキングで使用しているものをバックカントリーでも流用。これでも十分使えますが、バックパックに縛り付けて滑るので縮めて収納する際にもう少し短くなる3段伸縮式が欲しいです。

 snowshot30.jpgfive5.バックパック・・・CAMELBACK メナス(写真右上)
 バックカントリー用のハイドレーションパック(給水パック)付きバックパック(16.3L)です。普段のトレッキングと兼用で買いました。トレッキングでもバックカントリーでも快適に使っています。ハイドレーションパックがついていて、水分を補給する際にいちいち立ち止まって給水ボトルを取り出してふたをあける必要がなく、肩ベルトから出たチューブからこまめに水を飲む事ができるので疲れにくいのかなと思います。
 周りの人のを見てうらやましいのは背面からバックパック内部へアクセスが可能なモデル。スノーシューやボードをしばった状態でも中のものを出し入れしやすそう。一般的なバックパックと同じように前面が開くだけのモデルは、スノーシューやボードをしばった状態ではバックパック内部へのアクセスが非常に悪く中のものを取り出すのにいくつかのバックルを外さなければならず、グローブをした状態でこれをするのは結構めんどくさいです
 容量については、今は所持品が少ないため16.3Lでも弁当や予備の防寒着を入れても”やや小さいかな”というぐらいですが、これからスコップやゾンデ、ストーブやツェルトなどのレスキューギアやその他の所持品が増えると容量が足らないでしょう。周りの人は大体30Lから40Lを日帰り用として使っています。 今、ノースフェースのsnowshot30(写真右)が非常に欲しいです。。


 

◆レスキュー用品
sixビーコン・・・オルトボックス トラッカー(写真なし)
 つい最近、中古品を2万円で手に入れました。ビーコンは信号を発信する機能と探知する機能を備えおり、雪崩に巻き込まれた際のレスキューギアです。長野県の白馬など一部の山では入山の際に所持しているかどうかのチェックがあることもあると聞きました。たとえ探す時の使い方を知らなくてもつけてさえいれば自分が雪崩に遭遇して埋もれた際に助けてもらえる確率がぐんとあがりそうです。探す機能について、機種によってはしっかりと練習して使い方を習熟しておかないとすぐには使えないそうです。周りの人はMAMMUTのパルスバリボックス(写真右)という機種を持っており、他の機種に比べて探すのが非常に簡単だということです。この機種は非常に高価ですが万が一の時のためできるだけ早く買い替えたいです。

pulse.jpg 僕が持つバックカントリーギアは、現時点では以上です。雪山へ入って行動するにもかかわらず、レスキューギアが圧倒的に不足していると初心者なりに感じています。

 雪崩で埋もれた時に使用するビーコン、ゾンデ/プローブ、スコップの3つを3種の神器と呼ぶそうです。本来、雪崩で遭難した人を探すスキルを習得したうえで雪山に入るべきだろうと思うのですが、今僕を連れて行ってくれる周りの人は僕が初心者であるためそのスキルと道具を持たない事に目をつぶってくれています。しかし、自分の勉強不足、準備不足によって助けられたはずの同行者を死なせたりすれば、それはとりかえしのつかないことなので、早急に道具とスキルを手に入れたいです。

 あとは、地図とコンパスを購入して地図の読み方も勉強しなくては。たとえ誰かに連れて行ってもらうとしてもはぐれて一人になる可能性だって十分にある事を考えれば地図とコンパスも必須です。

 なくても当面困る事はないと思うのですが、暖かい飲み物を作ったり非常時に雪を溶かして飲料とするためのストーブや、同じく非常時に役に立つヘッドライトやツェルトなどもおいおい買いそろえなければと思っています。

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バックカントリー初心者奮戦記 其の一 自己紹介

 バックカントリー、それはゲレンデではなく自然の山を自分の足で登り滑る事。
 これは、これから本格的にバックカントリースノーボーディングを始めようとしている初心者の奮戦記。
 これからするであろういくつもの失敗を記録し公表することで、同じくバックカントリーの初心者やこれからはじめようという方の参考にしてもらえればと思いから、2011年バックカントリーの記録を開始します。

 まずは自己紹介。

■Yoshi
  22歳の頃(1996年頃)スノーボードを始めたが、その後すぐに始めたカヤックにのめりこんでしまい冬でもカヤックをしていたためスノーボードをしなくなり再開までの10年間は5~6回ぐらいしか滑らず。2008/09シーズンに再び板を買って再開。時折連れて行ってもらうバックカントリーにのめりこみつつある1974年生まれの36歳。スピリット代表です。

0110dainichi_yoshi.jpg◆これまでのバックカントリー歴
2005年2月15日 乗鞍
2010年2月22日白馬
2010年3月19日 大日岳
2011年1月3日 野伏ヶ岳
2011年1月10日 大日岳

◆僕が感じるバックカントリーの魅力!
・より自然に近づける。
・もくもくと歩くのが結構好き。
・自分の足で登る困難さと、それを終えた時の達成感!
・人が少ない所を滑れる。リフト待ちもなし!
・パウダースノーを滑った時の気持ちよさ!

 この奮戦記が、僕と同じくこれからバックカントリーを始めていこうという人の参考に少しでもなれば嬉しいでっす。

>>其の二

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