僕らの取り組み

 岐阜ではほとんど影響が出ていません。特にスピリットのある美濃、美並は本当にいつも通りの風景が流れています。
 だけど、僕には普通に生活を送る事がとてもできなくて3日間外に出ずTVを見続けました。目をそむけたくなるような惨状を見て、被災者の方の声を聞いて泣いてました。僕が悲しんでいたって何の役にもたたないし、被災者の方の本当の苦しみをわかることはできない。だけど、被災地の姿をこの目に、被災者の声をこの耳にしっかりと刻みんで今後の僕の行動につなげていきたいと。僕にできることずっと考えています。

 被災した方々はもちろんのこと、関東での計画停電の影響を受ける人なども含め本当にたくさんの人が大変な目にあっています。スピリットとしても普通に営業活動をしていて良いのかという思いがあり、まずツアーは自粛、ツイッターやブログなど一切の対外的な営業の情報の更新は控えていました。ましてや便乗商法のような事は本当にしたくなくて、少しでも被災者の方の役にたてるように僕らにできることはないかとずっと考えていました。

 にもかかわらず、メールでの御注文が増えてきています。停電に関連してエマージェンシーキットや懐中電灯などの御注文です。それでひとつ気付かされました。こういった用品を必要としている人がたくさんいるのならば、こういった時に役に立つ用品を紹介し必要としている人に提供していくことも僕らにもできることじゃないかと。 今でも結果的には便乗商売じゃないかという葛藤が自分の中にはあります。せめて売上の一部は被災者のへの義援金とさせて頂きます。

 今後僕らがしようと思っている取り組みは現時点で下記のようなことです。

・ウェブサイトなどでの被災者支援のよびかけ
・要請があったタイミングでの献血
 (血は"生もの"なので、関係機関からの呼びかけがあるタイミングが一番良いそうです。)
・要請があったタイミングでのボランティア活動
 (個人で物資を送ったり、ボランティアのため被災地に向かうのはかえって迷惑となることがあるそうです。)
・ある程度復興が進んだ時に、被災者の方、特に子供を対象にした被災地でのラフティングやカヤックツアーのボランティア開催。
 

 個人としてできることはもちろんやっていくとして、会社としてもっと他に何かできることはないかと考えています。ボランティアの際にはマイクロバスやハイエース(バン)が役に立ったりするのかなと。 他にも何か僕らにできることあれば教えてください。
YOSHI