こんにちは。入社して約7か月が経ちましたヤスです☆
4月に入社してからの仕事はラフティングのガイドや予約受付、10月からはオンラインストアウトドアギア.jpのメンテナスです。
仕事場もアウトドアドアからインドアへ変わって、今もパソコンをパチパチ
しかぁ~し・・・パソコンをカタカタしているだけではありませんよ♪
先月10月27日~11月15日まで会社にお休みを貰ってカナダの北極圏に滞在してきました。1か月という長期休暇を頂き、感謝です
今日は滞在していた間の北極様子をお届けしちゃいます。
・・・の前に少し活動の詳細。
☆目的
在学中の大学で行っている研究で使用している測定器の回収。
※研究内容は北極海の海氷変動の研究
※過去の海氷の変化がスライドショーで見られますよこちら
☆期間・場所
10月27日~11月15日・カナダ北部に位置するヌナブト準州 レゾリュートベイ(右図)
☆活動方法
レゾリュートの街に滞在中の極地探検家の山崎哲秀さん(ブログはこちら)に協力を依頼し、犬ぞりを移動手段にしました。
今回、カナダのレゾリュートに行くのは2回目。実は僕の海外旅行経験は2回ともカナダの北極圏♪滞在中は残念ながらオーロラは見られませんでしたが、晴れの日には流れ星は沢山見られました。良く見ると火ばなみたいなものが散ってました。町の人に聞いてみると、たまに町の近くに隕石が落ちるそうです
このレゾリュートへは日本から経由地での待ち時間を含めて丸2日かかり、飛行機に乗っている時間だけでも約24時間(汗)でも空港に着いた時には、寒さで疲れが一気に吹っ飛びます(笑)下の写真は、空港のある白クマの剥製。立つと3メートル以上はあろうかと思います。滞在中も白熊にビクビク動物園の柵のありがたみを知った僕でした。 到着して早々したことは、なぜか今年建設されたアイスホッケー場のオープウンセレモニーが役場であるということで山崎さんと行ってみることに。セレモニーといっても下の写真真ん中辺りにあるジャコウ牛・カリブー(トナカイ)・クジラの肉、アークティックチャー(ホッキョクイワナ)をみんなで囲んで食べるというだけですけどね。一番食べられたのはアークティックチャー。日本で言うサケとマスと同じ味でした。カリブーは結構クセがあるかと思ったら、ほとんどクセがなく、美味しく食べられました。もう一つ驚いたのが、レゾリュートの町の人口約半分が子どもらしいです。元気に走り回ってました その後、研究に必要なデータが記録されている測定器を回収する為、犬ぞりと徒歩で移動しました。左下の写真は、徒歩で移動中、地吹雪が強くなった時です。この日は回収に出かけたものの、地吹雪の強くなったのと視程が悪くなったため、遭難や白熊との遭遇の確率が高くなってしまうので回収を断念↓2回目のトライでは、なんとか回収することが出来ました。右下写真は北極海を眺めながら1枚♪ すこしの間、見とれてました
北極海に見とれているのは良かったですが、やはり注意しなければならないのは白クマ!!そんな時、身を守ってくれるのがライフル。何と僕も北極でライフルデビュー。今回、実際に白クマに遭遇することがなかったので、練習以外で使う事はありませんでした。現地の人いわく、クマスプレーはあってないようなものらしいです 犬ぞりや徒歩で活動できる天気のいい日はいいですが、ブリザード警報なんか出てしまいうと町の外へ出られなくなってしまいます。そんな時はショッピング。町にはコープ(日本の団体とは違いますよ)があってそこに偵察へ。今は空輸ができるので意外と品揃えはいいですでも空輸なので、価格は日本の3~4倍で缶コーラで大体400円くらいです。
やはりこの時期は季節のせいか3週間滞在して本格的に活動できたのは1週間ちょっでした。前回は4月で白夜の時期、今回は反対の極夜の時期だったので、ほとんど夜の生活でした。日本へ帰って来てから日を浴びたらすごく眩しかったぁ~
みなさんも北極圏へ旅行なんてどうでしょうか?南極は観測隊員にならないと行けませんが、北極は一般の方でも行けますよ♪オススメはやはりフィンランド、ノルウェー、アメリカのアラスカ州、カナダのイエローナイフへオーロラツアーがいいかもしれませんね僕もまだ、オーロラを見れていないので、行きたなぁ~オーロラを初めて見る感動静ぎて腰を抜かす人もいるらしいです
次はいつ行けるかなぁ~まずは仕事と研究☆頑張ります。
★オマケショット(ハンガーにされた子供の白クマの剥製、立った状態で180cmあります)