バックカントリー初心者奮闘記 其の三 野伏ヶ岳1/3①

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バックカントリー初心者奮闘記 其の三 野伏ヶ岳1/3①

 2010/11シーズンの一発目は1月3日の野伏ヶ岳!岐阜県と福井県の県境にあります。お師匠さんのホワイトジャンキーさんに誘っていただきました。集合場所は岐阜県郡上市白鳥町石徹白の白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)。メンバーは全員で5人、うちスキーが3名、ボードが2名。

03nobusetop.jpg この野伏ヶ岳、事前に聞かされていたハイクアップの時間が4~5時間。・・・。過去3回のバックカントリー経験で最長で2時間。大丈夫か自分?

 積雪は結構ありました。ぐずぐず歩いて同行者をお待たせしては大変に心苦しく、(そして、次回誘ってもらえなくなると嫌なので)必死についていきました。スキーの3人が先頭で歩いてくれます。天気は上々でとても気持ちが良いのですが、その分汗もたくさんかきます。歩きだしてすぐに気がついた失敗は、バックパックに搭載されているハイドレーションのチューブ内の水が凍っているcrying せっかくのハイドレーションシステムもだいなし。水分の補給ができません!ハイドレーションシステムは冬用なので保温剤が巻いてあります。にもかかわらず凍ってしまいました。これは僕がチューブをショルダーベルトのスリーブにしまっていなかったため。凍結に気がついてからスリーブに収納してしばらく歩くとすぐに溶けて水が飲めるようになっていました。一安心。

platypus.jpg教訓其の一 ハイドレーションパックは十分な凍結対策をしましょう!
①保温材の使用!おそらくどのメーカーのハイドレーションシステムもチューブに巻きつける冬用の保温材があると思うので装着しておきましょう。
②チューブをスリーブに収納!チューブを収納するスリーブがついたバックパックならなるべくその中にチューブを収納しておきましょう。
③水を飲み終わったらチューブに息を吹き込みチューブ内の水をタンクに戻しましょう。
ちなみ③はつい最近知りました。なるほどねーって感じっす。

凍結の対策さえしてあれば、ハイドレーションシステムは非常に有効!だと思います。人間はのどが渇いたと感じた時点で既に軽い脱水症状になっているそうです。脱水症状にならず、快適にアウトドアを楽しむためにはこまめな水分補給が大事なんだそうです。僕はバックカントリーに限らず、トレッキングなどの際にもハイドレーションシステム活用しており、今や手放せないという感じです。
 加えて、バックカントリー初心者の僕は何かと手間取り同行者を待たせてしまいがち。特に水分補給のためにいちいち休憩をとってかばんを降ろし、ボトルを取り出して水を飲むのはとても面倒。同行者を待たせてしまう事を考えると、水分補給もままなりません。だけどハイドレーションシステムがあればそんな問題は一発で解消でっす。最近はハイドレーションシステム対応になっているバックパックも非常に多いです。みなさんもぜひお試しください。(写真をクリックするとオンラインストアの商品画面が別画面で開きます。)

其の四に続くhappy01

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